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テナントビルにも駐輪場を

賃貸マンションに駐輪場を設置するのは、当たり前です。
特に私が仕事をしている大阪の下町では、奥様方の移動手段は主に自転車なので、駐輪場のないマンションなどあり得ません。

ところがテナントビルではどうでしょう?
小規模な駅前テナントビルで、駐輪場を設置しているビルはほとんどありません。
今までは、駐車場の有無が話題になることがあったとしても、駐輪場の有る無しでビルを借りるテナント側に、そのビルを借りるか否かの判断をされるというようなことはほとんどありませんでした。

今、大阪の駅前小規模テナントビルは、空室の嵐で、オーナーさんは皆さん悲鳴を上げています。
そんなオーナーさんが、入居してほしいテナントでここ数年目立つのは、訪問介護関連の事務所です。

今日、地下鉄御堂筋線昭和町駅前の小規模テナントビルをご案内しました。
貸事務所を探しておられるのは、訪問介護最大手の会社です。
このビルは今までにも、訪問介護関連の企業を何度もご案内しているのですが、いつも気に入っていただきながらも成約できません。原因は、いつも『駐輪場』です。

ホームヘルパーさんがたくさん出入りする大手の訪問介護事業所では、朝や夕方、ヘルパーさんの自転車が多数集まってきます。今日、ご案内した会社もだいたい10台程度が集まってくるとのことでした。その自転車を置くスペースがこのビルにはありません。ビルの前の路上は、放置自転車禁止区域で、大阪市の条例に基づき、不定期に路上に止めてある自転車を強制的に撤去しに来ます。まさか10台ほどの自転車をエレベーターで、階上まで上げるわけにも行きません。

駅前の目立つビルにはほとんど訪問介護関連の事務所が入居しています。無名の小規模事業所ならば、自転車の台数も限られているので、ビルの非常階段下などのデッドスペースに無理矢理駐輪したり、駅前の月極駐輪場を借りて対応することもできます。しかし、今日の会社のように、上場しているような有名な会社に入居してもらおうと考えるならば、駐輪場は絶対に必要です。

御堂筋界隈でも、自転車で疾走しているビジネスマンの姿をよく見かけるようになってきました。コストがかからず、小回りがきき、地球環境にも優れて、おまけに健康にも良いというスグレモノの自転車は、これからビジネスの世界でも活躍することでしょう。そのためにも、これから建築される小規模テナントビルには駐輪場は必ず必要なスペースになると思います。また、既存のビルにも改装で、駐輪場設置を考える必要があるのではないでしょうか。

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