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耐震強度偽造

あちらこちらで話題になっていますね、この耐震強度偽造問題。ちょうど今週の初め、ある検査機関に努めておられる方から、民間の指定確認検査機関の実態について、お話をうかがったところなので、あまりのタイミングに驚きました。

何年か前に規制緩和で、民間でも確認検査を受けることができるようになりました。その後、たくさんの民間会社がこの検査機関に参入し、今では百社を超えているのではないでしょうか。

役所が検査を行っていた頃は1ヶ月かかっていた確認検査が、民間の参入で大幅に短縮されたと聞きます。ところが、実際に確認申請書類をちゃんとチェックしているかは、はなはだ疑問、という話でした。

確認申請書をきちんとチェックするにはかなりの能力が必要だそうです。その能力を持つ人がどの程度いるのか、仕事量をこなすだけの人材が揃っているのか。

今回、確認検査を実施したはずの「イーホームズ」がなぜ構造計算書の偽造を見破ることができなかったのでしょうね。書面の検査だけでなく、中間検査や竣工検査では、何をみていたのでしょう?

偽造した建築士は、コスト削減の重圧があったと言っています。そりゃあそうでしょう。今、マンションを建設するデベロッパーの土地仕入れ価格は、とうてい信じられないほどの高い金額になっています。こんな高い価格で土地を仕入れて、どうやって利益を確保するのか不思議に思っていました。どこかをカットしなければ、採算が合わないのでは?と思うのが普通です。それを業界では、「企業努力」という言葉でごまかしているような気もします。

今日この話題にふれたとき、一般のお客さんがおっしゃいました。やっぱりマンションより一戸建ての方が安心、と。一戸建ては安心でしょうか?どうでしょう。

残念ながら氷山の一角と思えて仕方がありません。

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