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ぼつ原稿

あるフリーペーパーに投稿する予定だった原稿です。せっかく書いたのに幻にするのはもったいないので、ブログに掲載します。

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タイトル 『もったいないやん』                                                         

大阪の片隅で、不動産仲介業を営んでいます。
日々の業務の中で、開発型の今の経済の有り様に「それちょっとちゃうんちゃうの」という疑問を持っています。
そんな私が取り組むようになった長屋の活用について、お話しをしたいと思います。

日本の不動産業界は、完全なスクラップ&ビルド型で、古いものは取り壊し、新しいものを建てなければならない、という使命感のようなものすら感じる世界です。

今でこそ、リノベーションやコンバージョンなどの新しい言葉が出てきて、古い建物を用途変更しながら活用していくという思想がやっと芽生えてきました。しかし、この動きは、一部の上場会社と大手ゼネコンの中での話であって、ブームや社会貢献を横目に見ながら、損得勘定をきっちり計算しながらの動きでもあります。

私が長屋の再生や活用に関わるようになって、20歳代の若い世代の人たちと親しくお付き合いをさせていただく機会に恵まれました。彼もしくは彼女たちは、木造の築後70年も80年も経過している古い長屋を見て、新しいと感じているようです。

鉄筋コンクリートのマンションがごく当たり前に街にあって、またそこで育った世代にとっては、カルチャーショックを受けるほどの新鮮さを感じたのかもしれません。

しかし一方では、長屋がごく当たり前にあった街に育った世代にとっては、古くて寒暖の差が激しく、プライバシーの確保も難しい長屋は、歴史の遺物にもならないほど、無用な建築物と写っているようです。

私はちょうどその中間の世代にあたります。ジェネレーションギャップにも似た今の長屋事情の橋渡しができれば、この上ない幸せです。

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何回かの連載にするつもりでした。気が向けば続けます。

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