模擬原爆
NHK 「その時歴史が動いた」
今夜の放送は、広島と長崎に原爆が投下される前に、全国各地に予行演習のために投下された模擬原爆パンプキンについてでした。
私が住む阿倍野区の隣接地、東住吉区田辺にも、昭和20年7月26日に、そのうちの一発が投下され、7人の方が犠牲となりました。
今日知った話ですが、私の父も、その田辺に投下された模擬原爆の目撃者でした。
たまたま疎開先から戻ってきていた父は、JR(国鉄)南田辺駅にいました。
そこで、上空から駅の方向に落ちてくる爆弾を目撃。
駅員が、ちょうどこちらに落ちてくるように見えているから大丈夫。通り過ぎて、他の場所に落ちるよ。ということで、とりあえず、付近の建物の陰に隠れて、耳をふさぎ、地面に伏せたそうです。
程なくして、近くで大爆発がおこり、その後、住民は1トン爆弾が投下されたと話していたそうですが、実際には、その5倍近い重量の5トン近い爆弾だったとは誰も知らなかったそうです。
爆心地と南田辺駅は、数百メートルの距離です。
7月26日、長池小学校の6年生の児童のうち希望者が、先生の引率の元、模擬原爆の追悼式に参加しました。
番組では、最後の部分で、田辺の追悼式の様子が放送され、長池小学校の児童が参列している光景が放送されました。
その時歴史が動いたのホームページ
http://www.nhk.or.jp/sonotoki/2008_08.html#01
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