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AERA 09,2,16 №7 特集「家賃崩落」が始まった

特集「家賃崩落」が始まった。

特集に興味があってAERAを買いました。
データや裏付けの少ないイメージ先行の特集という印象を持ちました。
かといって、家賃が下落傾向になってきていることを否定するつもりはありません。
これからも、しばらくは下落傾向は続くでしょう。

今回のミニバブルで、供給された賃貸物件の量はすさまじいものがあります。
大阪市内のことしか知識にありませんが、新築で売りに出された一棟の賃貸マンションは大量にありました。
つまり、賃貸マンション一棟の建て売りです。
また、不動産ファンドなどに販売する目的で建築したものの、バブル崩壊で買い手がつかなくなり、ほとんど一棟丸ごと空き家の同然のまま放置されているような賃貸マンションも多くあります。
通常の分譲マンションの一室、もしくは数室を投資目的で購入し、それを賃貸に出している投資家もたくさんいます。
当社にも賃貸物件の資料が回ってきますが、建築後1年経過しても、総戸数の内、20%程度しか入居していないような物件もあります。
完全に供給過剰です。

もう一つ別の側面から見ると、すでに賃貸マンションに住んでいる人が他の新しいマンションに移り住むケースも少なくなっていると思います。
特に、昭和50年代から60年代にかけて建築されたマンションの場合、入居者の入れ替わりがきわめて低いような気がします。
家賃が安いから引っ越さないのでは?と思いがちですが、そうとも言えません。
平成バブルの時代に大量供給された物件の方が設備も良くて、家賃が安いケースもあります。
それでも引っ越さないのは、引っ越しに要するコスト負担が重荷になっているのが原因かもしれません。

今回の不動産不況は、今までの不況とは構造が全く異なると思います。
長いトンネルの出口には、今までと異なる価値観の世界が待っているような気がします。

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