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ファシリテーション (長池小学校)

7月15日(水)

朝から、長池小学校で授業。6年生総合学習のお手伝いです。田辺の町歩きにスタートし、先日実施したパワーポイントを使った集中講義、そして今日の授業が栽培前の三点セットになっています。今日の授業は、各クラスを半分にわけて行いました。つまり、十数名のグループを4つ作って展開します。ゲストティーチャーの山本氏と私、そして担任の先生おふたりが、それぞれのグループを担当します。

前半は、2学期に田辺大根を栽培するにあたっての目標を発表してもらいました。決意表明と言っても良いかもしれません。この目標は、9月10日に行う種蒔きの際に、班長から班員に宣言してもらいます。目新しいものや、視点を変えた目標設定を期待しましたが、おおよそ予想どうりのものでした。「りっぱな大根を育てたい」「害虫をすべて駆除する」「水やりをかかさない」などでした。これらの目標は栽培において絶対にしなければならないことです。6年生は1年生の時から5年間、田辺大根を栽培してきました。絶対しなければならないことや最低しなければならないことを超えた、新たな目標設定を期待していましたが、そのようにはなりませんでした。今日のテーマによる授業を行う前の導入に工夫が必要なのがわかりました。来年の課題です。

後半は、班長として責任を持って班を運営し、ちゃんと全員に大根を持って帰らせるための不安や疑問を6年生どうしが話し合いの中で解決策を見いだす時間を設けました。これは、自分で考えることや、お互いに助け合う「学び合い」を感じてもらうための時間です。私たちはファシリテーターとして話し合いに参加します。栽培が始まると、私たちゲストティーチャーは6年生にどんどんプレッシャーをかけていきます。叱りつけることもあります。班長として自覚と責任を持ってもらい、結果を出し、来年の班長にバトンを引き継がせるのが、長池小学校の田辺大根栽培です。単年度で終了する取り組みではありません。今の6年生も、昨年の班長の苦労を見てきているので、緊張している児童もいると思います。思い通りに育たない、下級生がちゃんと栽培に参加しない、などの悩みを持つ班長は毎年たくさんいます。その時に、自分ひとりで抱え込み、思考をストップさせるのではなく、、先生やゲストティーチャーに頼る前に、自分たち班長の仲間の中で解決することを学んで欲しいと思います。今の時代は大人が口を出しすぎるので、自分でものごとを考えない子どもや、そのまま成長したような大人を見受けることが多くあります。まず自分で考える。そしてわからなければ、仮説を立てたり、他の意見や方法を参考にしてみる。結果がでたら、また考える。そのような作業ができる社会人を長池小学校から数多く輩出させるのが私たちの目標です。

 

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