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5月30日(日)

■田辺の町歩き

2年前から、長池小学校の6年生を対象とした東住吉区田辺付近の町歩きのお手伝いをしています。総合学習の授業です。お手伝いしているのは、私と他に4名が関わっています。長池小学校では、全校児童で田辺大根の栽培をしています。こちらのサポートも4年前から行っています。田辺大根は読んで字のごとく「田辺」の「大根」です。4年前から「大根」については、かなり詳しく教える機会を得ていましたが、その取り組みの中で「田辺」について教える必要が生じてきました。田辺大根は栽培に手間暇がかかる大根です。児童たちはとても苦労しながら栽培しています。そして「田辺」とは東住吉区の田辺地域の特産品で、その田辺大根を苦労しながら阿倍野区の長池小学校の児童がなぜ育てなければならないのか。それを教えなければ、6年生のモチベーションが上がらない、という判断になり、学校側と相談の上、町歩きを企画させていただきました。

阿倍野区が制定される前は、長池小学校区の全域が田辺村の村域であり、そして長池小学校区の大部分が、畑地だったと推測されています。その畑では田辺村の特産品の田辺大根が栽培されていたことでしょう。今では、阿倍野区と東住吉区に分断されていますが、一昔前は同じ田辺村でした。

そこで、田辺村の歴史を知ることによって、田辺大根を深く知り、栽培の意味を知り、自分たちの住む町への愛着を深めることによって、落ち着いた環境で勉強に励んでもらいたい。それが私たち地域ボランティアの願いです。

今日は、その町歩きを大人の人を対象に行いました。小学校の保護者と地域の方8人の方にご参加いただきました。10時に小学校を出発し、11時45分に戻る2時間弱の歴史探訪の散歩です。田辺には、古墳時代から昭和20年までの歴史が散りばめられています。

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10時ジャストに長池小学校を出発。私からコースの概略説明をし、古い地図のコピーを配りました。

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小学校正門前の道は、かつて「お馬道」と呼ばれ、田辺村と住吉大社を毎日、住吉大社の神馬が行き来していました。

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山坂神社です。

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山坂神社の説明は桂さんにお願いしました。

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今は商店街ですが、かつてこの道は高野山へ参拝するための下高野街道と呼ばれていました。

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住吉大社の神馬を預かっていた馬小屋がこの近くにありました。

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昭和20年に投下された模擬原爆の碑です。

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地下鉄田辺駅前にある「松屋」さんです。田辺大根のエキスを使った和菓子を販売しておられます。今日は、参加者の皆さんに試食していただきました。

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うどんや風一夜薬本舗です。JR阪和線からこの看板をご覧になられた方も多いでしょう。うどんやですか?薬屋さんですか?

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神馬塚跡です。住吉大社の神馬が亡くなったときに埋葬するお墓です。

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浪速大道跡です。難波宮朱雀門から南へ一直線に伸びていた道の跡です。当時は道幅は17~18mありました。

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法楽寺にある田辺大根の碑です。

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法楽寺です。

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最近、高島屋前に設置された「平和の塔 女神像」の作者日高正法さんご自宅前です。かつて、長池小学校で図工の先生をされていた時代もありました。

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最後の訪問先は、西村診療所のやまももケアサービスの事務所です。今日は表から見学しただけですが、6年生が訪問するときは室内をけんがくさせていただきます。

今日の大人向きの町歩き。ひょっとすると次回もあるかもしれません…。

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