解体工事
阿倍野区阪南町の某所で、長屋の解体工事が始まっていました。
昭和初期に建築された四戸の長屋の内、三戸を取り壊すようです。
この長屋は以前、あすの会でも見学させていただきましたし、都島第2工業高校の和田康由先生にも調査していただいたことのある長屋です。
建物の傷みも大きかったので、やむを得ないと思います。
すべての長屋を保存すべし、とは思っていません。
個別の事情を考慮する必要があると思います。
長屋はガラスケースの中にそっとしまい、手を触れないようにして残すものではないと考えます。
活用してこそなんぼ。
「大阪人」にも掲載されたことですし、もうちょっと気合いを入れて、地域の長屋町家と向き合っていこうと思います。
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