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裁判

 9月2日(木)、生まれて初めて法廷を体験してきました。大学は法学部出身ですが、ゼミは会社法だったので法廷の見学会とかは無かったと思います。(自分がさぼっただけかもしれませんが…)

 場所は、大阪簡易裁判所。賃料滞納による明け渡し訴訟です。以前このブログにも書いた西田辺の某貸店舗で、賃料滞納の上に夜逃げされてしまった件です。賃貸借契約は家賃不払いでも継続するので、その終了の確認と、合法的にそして強制的に物件を明け渡すための訴訟でした。

 簡易裁判所といえども、ちゃんと法廷の形を整えているのですね。正面には一段高いところに裁判官が座り、その前に書記官。そして左右には原告被告の席があって、中央には証人席もありました。被告は夜逃げしちゃった相手方なので、当然、裁判には来ていません。事前に公示送達を行いました。これは裁判所に掲示することによって相手方に訴状が届いた、という前提で裁判が始まります。また、裁判所から求められたので、訴訟代理人の司法書士の先生に、前の住所と前の前の住所(京都)まで足を運んでいただき、被告がそこにいない確認も行いました。

 法廷は小さな部屋で、長い廊下に面していくつも法廷が続いています。簡易裁判所の審理はテレビで見るような大げさなものではないので次々と流れ作業のように審理が行われます。そのため、廊下には裁判を待つ関係者で混雑しています。法廷の前に、その法廷で審理される裁判の原告被告名と裁判の種類が掲示されています。午前だけで何十件という審理が行われているようなので、ほんとうに流れ作業です。裁判のほとんどが貸金回収と不当利得請求でした。貸金回収は、お金を貸した業者が返してもらえないので訴える裁判。不当利得は今はやりの貸付金利の過払い請求です。明け渡し訴訟は、私たちの審理だけでした。

 そんな流れ作業の裁判でも、ちゃんと審理が始まる前は事務官によって「起立!」と声がかかり、傍聴席にいる私や次の裁判を待っている人たちも全員立ち上がらなければなりません。そして、原告(当社のお客様)は証人席に立ち、偽証しない旨の宣誓書を読み上げなければなりません。テレビや映画で見る裁判と同じです。

 司法書士から原告に対していくつか質問があり、裁判官と簡単なやりとりがあった後、裁判は10分ほどで終了。証人席の原告はメモを見ることができず、記憶だけで話さなければならないのは少し驚かされました。午後から判決が言い渡されるとのことで、あっけなく終了しました。そうそう、今回の裁判は弁護士ではなく司法書士に依頼しました。何年か前に法律が改正され、研修を受け試験に合格した司法書士も裁判の代理人になることができるようになりました。債権額等の上限が決まっているようですが、弁護士に依頼するよりも気軽に、しかも安く裁判ができるので、いつかお願いしてみたいと思っていました。

 午後からの判決は誰も聞いていません。裁判所から後日判決文が郵送されるとのことなので、それを確認すれば良いことです。被告側が欠席し、審理が1回で終了したので敗訴の可能性は考えられません。まあ一応ちゃんと判決文を確認してから、次の行動に移ろうと思います。次は保証人さんと残った債務についての話し合いです。

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