29日(金)30日(土)はお休みをいただきます
29日(金)と30日(土)は連休とさせていただきます。
申し訳ございません。
3月20日以来の休みなので、楽しんできます。
ブログの更新もしませんが、twitterくらいは更新すると思います。
twitterは下記のリンクからログを読むことが可能です。
http://twilog.org/teruyama821
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29日(金)と30日(土)は連休とさせていただきます。
申し訳ございません。
3月20日以来の休みなので、楽しんできます。
ブログの更新もしませんが、twitterくらいは更新すると思います。
twitterは下記のリンクからログを読むことが可能です。
http://twilog.org/teruyama821
売土地/阿倍野区阪南町2丁目/1件
売土地/阿倍野区阪南町3丁目/4件
売土地/阿倍野区阪南町6丁目/1件
売土地/阿倍野区王子町4丁目/1件
売土地/阿倍野区播磨町1丁目/1件
売土地/阿倍野区播磨町2丁目/2件
今日は晴れるはずだったのに、曇り空で、しかも雨が降り出しそうな雰囲気になってきたので、お昼前後に集中して行ってきました。
もちろん自転車です。
事務所から近い場所の物件は行き尽くしたので、次回からはちょっと遠方になります。
さて、GW中に全部行けるのでしょうか?
田辺大根の種が入っている「さや」です。
田辺大根に関わって6年になりますが、この「さや」を「さや大根」と呼び、しかも食べることができるということを知りました。
このブログを愛読していただいているSさんに教えていただきました。
ネットで調べてみると、確かに市場で売られている「さや大根」の写真や食べ方などを紹介したページにヒットしました。
長池小学校の児童に田辺大根の栽培を教えているのならば、さっそく試して見るべし!と今朝、小学校へ行き、少しわけてもらってきました。
生で一口食べた印象は、「いけるやん!」です。
特別おいしいというものではありませんが、大根の味もするし、青臭さもほとんどありません。
ネットによると、炒めたりゆがいたりして食べるとおいしいそうです。
明日、家族でキャンプに行くので、そこでお酒のあてにして食してきます。
町を自転車で走っていると、「売家」や「売土地」の看板をたくさん見かけるようになってきました。ネットで検索しても、阿倍野区に関しては確実に登録物件数が増えていると思います。中古マンションだけは品薄のようですが…。
売り出しの価格も少し上昇傾向にあります。しかし、日々の営業活動の実感としては地価が上昇しているというような雰囲気はありません。
地価は基本的には需要と供給で決まります。物件の数が少なくなると上昇し、市場に物件がだぶついてくると下がるのが基本です。なのに今は、物件が増えてきているのに売り出し価格だけが上昇している。
阿倍野区内の人気のある学校区では、物件を提供しようにもひとつもなかったり、あっても希望からかけ離れた物件しか無い、というような状況もかつてはありましたが、現在はストライクの物件はなかなかありませんが、とりあえず訪問のきっかけになりそうな物件はいくつかチョイスできます。
売却希望の人が増えているのは確かでしょう。そして、商売の種にしたい不動産業者さんが高値で売却依頼を受けているのも事実としてあると思います。
震災の影響などを考慮すると、短期的に地価が上昇することは無いと思います。今、阿倍野区の売土地情報をすべて収集し、現地を確認、そして資料化することを進めています。今後継続して、阿倍野区の地価について慎重に見極めていきたいと思います。
種 別 貸店舗
業 種 居酒屋
場 所 地下鉄御堂筋線西田辺駅かあびこ駅
面 積 50~60坪
・駅前でなくても良いとのことでした
・ビル2階などの空中店舗でも可能です
種 別 住宅用地
面 積 30坪前後
価 格 坪単価120万円程度
場 所 大阪市立阪南小学校区
・阪南小学校区の中でも、阿倍野区阪南町4丁目・5丁目、播磨町1丁目限定です。
売土地 阿倍野区阪南町5丁目 2物件
売土地 阿倍野区西田辺町1丁目 2物件
売土地 阿倍野区長池町 1物件
売土地 阿倍野区桃ヶ池町2丁目 1物件
売土地 東住吉区南田辺5丁目 1物件
売ビル 阿倍野区 1物件
明日は雨模様なので、今日、頑張って写真撮影してきました。
物件資料化は明日行います。
晴耕雨読のようなものです。
先週の金曜日に、地元の不動産業者で作る久栄会という情報交換会があり、昨夜は、住友信託銀行の本店不動産営業部で情報交換会でした。そして今日は、りそな銀行大阪不動産営業部で情報交換会でした。
我々不動産業者は、やっぱり情報が命。たくさんの同業者とお付き合いして、その中から情報を収集し、それを商売につなげていく。ここ数年は、公私ともに忙しくて、この手の情報交換会は欠席しがちでしたが、最近は、ちゃんと参加できるようになりました。
普段は、阿倍野区や東住吉区を中心に営業活動をしていますが、これらの金融機関や同業者のネットワークを使えば、遠方の仕事、それも事業用不動産の仕事も可能です。せっかくの当社の資産なので、上手に活用して、きっちり商売につなげていきたいと思っています。
写真は、会場となった24階の会議室からの眺めです。銀行のビルから北側の風景ですが、良い眺めですね。写真はごく一部しか写っていませんが、大阪の一番の中心地なのに、ビル建築のクレーンをほとんど見ることができませんでした。堺筋本町から北西方向のかなり遠いところに確認できただけです。ビルなどの大規模建築が行われていないことになります。大阪の地盤沈下を改めて感じました。
昨夜は、住信リアルタークラブの情報交換会・講演会・懇親会が、住友クラブで開催されました。
講演会は、大和不動産鑑定株式会社不動産コンサルティング部長の村木信爾氏による『不動産プロフェッショナルとしての今後を方向付けるために』でした。
極めて簡単に要約すると、今後の不動産業者は、取引先中小企業のCRE戦略に深く関わっていかなければならないというものでした。
CREとは、Corporate Real Estate の略です。
「企業の事業継続に用いる事業用不動産を全社的経営戦略に沿って総合的、戦略的に再構築することによって、不動産潜在価値を引き出し、企業価値の増大の実現を図るための戦略」です。
本社ビル・営業所・社宅・工場等々、各地に不動産を分散所有する中小企業のお取引先は数社しかありませんが、このCREの考え方は地主さんにも適応できると思います。
地主さんの所有しておられる土地は、底地・貸家・駐車場・アパート・マンション等々、様々な形態で地域内で分散しています。
それらを統合的に考えて、不動産の管理、利用の合理性、効率を高めていくことはとても大切なことですよね。
本格的なCRE戦略はとても難しい戦略理論ですが、そのエッセンスを上手にとらえながら、お役に立てるようなスキルを身につけていかなければなりません。
国勢調査(平成22年10月実施)の速報値が発表されました。
人 口 106,570人
世帯数 48,995世帯
1世帯当たり人数 2.18人
平成19年12月1日現在のデータは以下のとおりでした。
人 口 107,851人
世帯数 48,613世帯
ここ数年、爆発的にマンションが建設されましたが、人口はやや減少していますが、世帯数は微増していますね。
本日、あすの会にて、池辺陽設計の最小限住宅にお住まいの伊藤喜久さんをお招きして、小さなイベントを開催いたしました。
会場は、阿倍野区阪南町3丁目にある登録有形文化財の佐野家住宅です。
東住吉区山坂3丁目に建つ池辺陽の最小限住宅は、建築士関係の方の間ではとても有名らしいですね。地元で仕事をしながらまったく知りませんでした。昭和30年建築なので、ずっと町にあった建築なのに。
今日はその住宅を池辺陽に発注し、そこに住んだ伊藤喜久さんご本人から、建築に至る経緯や当時の思い出などをお聞きしました。
正直なところ、その池辺陽という設計士のことをまったく知らないので、その家の価値もわからないのですが、伊藤さんが語る昔の町の話はとても興味深くお聞きすることができました。なんと伊藤さん、長池小学校が熱心に田辺大根の取り組みをしていることなどもご存じでした。
これが最小限住宅の模型です。伊藤さんがピアノを思い切りひくことができるアトリエ兼住まいの様な家でした。この模型は、今回のイベントに合わせて会のメンバーが作成したものです。
参加者の皆さんが緩やかに交流を深めるようなイベントでした。上の写真は、西田辺や阪南町付近の風景をスケッチしておられるメンバーの作品です。一枚だけ浜寺駅が含まれていますが、左上から上町線の姫松駅、右上は昭和町5丁目の平家の長屋。右下は、阪南町5丁目の床屋さんです。
今年はあまり良いパターンのGWではないようですね。
1ヶ月以上も休んでいないので、4月29日・30日は久しぶりに休みます。
それ以外は今のところ仕事の予定。
暇なときこそできる仕事がたくさんあるので。
今年の目標は、
・阿倍野区内の売土地すべて(約70件)を見に行って物件資料化する
・顧客名簿を整理する
ちょっと欲張りすぎかなあ。まあ頑張ります。
ちなみに今日は朝から自転車で、阿倍野区北畠1丁目と橋本町、昭和町1丁目で計4件の売土地を見てきました。
今年も開催されます『どっぷり昭和町』。
4月29日(金)午前10時から午後8時30分まで、昭和町駅周辺の様々な会場で、多種多彩な催しが行われます。詳しくは、公式ブログをご覧ください。
今のところ、お天気は晴れの予報。たくさんの方がご来場されることでしょう!
ちなみに、寺西家阿倍野長屋にこれだけ深く関わりながら、どっぷり昭和町に協賛したのは今年が初めて。だって今まで、声がかからなかったので…。盲点だったのでしょうね。
居抜き物件とか居抜き店舗とかの言い方をします。主に賃貸店舗で使われる業界用語です。つまり、前のテナントさんとの合意で、使用していた設備等を残して解約された物件のことを言います。新しくその場所でお店を始めるテナントさんにとっては、設備投資が大幅に減額されます。
今、当社ではその居抜きの物件を二件お預かりしています。どちらも喫茶店です。
また追々、ブログでご紹介していきたいと思います。
今日、私がここに書きたかったのは、居住用の貸家等でも居抜き物件が求められるようになってきたことです。前の居住者が残していったエアコン・冷蔵庫・テーブル・洗濯機等々、それらを喜んで譲り受ける人が増えてきました。店舗物件と異なり、その家に住んでいたオーナーさんの備品が対象です。
当社の場合、事前に改装工事を施した普通の貸家の他に、改装工事前に入居者を見つけて、その人の希望に添った工事を行うパターンが時々あります。ほとんどが、貸家オーナーのご親族が住んでおられた家が多いのですが、入居希望者を内覧にお連れするときは、家具一式が残っている場合があります。
貸家オーナーさんにとっては不要なものなので、もらってくれるなら喜んで差し上げましょう、という話になります。今の時代、ものを捨てるにもお金がかかりますからね。譲り受ける人も、他人が使っていたものとか、中古品で汚れているというような感覚はあまり無いようです。お金と資源の節約になるので、双方に、とても喜んでいただけます。
中古品を使い回すというのは、ある意味、時間を軸にしたシェアということにもなります。古い家を古い家具や電化製品と共に、新しい価値観の人に使ってもらう。
うん、時代は絶対にシェアに向かっています。
「もっとながやpart6」をダウンロード
あすASSUの会のイベント告知です。
明日午後1時30分から、長屋のこともっと知りたい『もっとながやpart6』が開催されます。
会場は、阿倍野区阪南町3丁目21番26号にある国の有形登録文化財『佐野家住宅』です。
この住宅をグループホームとして運営されている社会福祉法人日本ヘレンケラー財団にご協力いただき、開催することとなりました。
仕事の都合で、途中参加途中退席ですが、私も参加します。
参加ご希望の方は、私までご連絡いただきましたら、ご一緒させていただきます。
佐野家住宅の内部を見学できるチャンスでもあります。
お気軽にご参加ください。
種 別 貸店舗
業 態 美容室
場 所 地下鉄昭和町駅周辺
面 積 10坪程度
家 賃 7~8万円まで
・昭和町駅の西側で物件を探しておられます
・阪南中公園周辺がベストとのことでした
昨夜は東住吉区にて、同業者が集まる物件情報交換会でした。久栄会(きゅうえいかい)という名前を付けて、もう15年ほど続いています。もともとは9社の集まりでしたが現在では12社。会場は、会員のお店を毎月順ぐりに回っています。昨夜は、東住吉区のオオサカ開発さんが会場でした。
他にもいくつか情報交換会に参加していますが、この久栄会は一番中身の濃い情報交換が行われているので、毎月楽しみにしています。それぞれの会員が扱う物件情報は当然ですが、取引事例や失敗談、そして仕事上の相談等、かなり広範囲に渡って情報が交換されます。
1時間、まじめに情報交換をした後は、会場を移し飲み会を行います。この時が一番リアルな情報が飛び交います。やはりお酒のせいで、口がなめらかになっているのでしょうね。昨日も、仕入れた土地の原価をついしゃべってしまい、あわてている会員もいました。大手不動産会社と連携しつつも、町の不動産業者どおし支え合って、仕事を進めていかないと厳しい時代です。
今日の午後、大阪市立長池小学校のPTA決算総会に出席しました。当然、一保護者としてです。
この決算総会は、当年度の役員にとっては事実上最後となる仕事で、当年度の決算についての承認をいただく場であり、そして、5月1日から始まる新年度のPTA役員を選出する場でもあります。
ちょうど1年前、私は会長としてこの決算総会に出席し、議事進行がスムーズに進むか、脇の下に汗をかきながら進行していたことを懐かしく思い出しました。普通の総会は、いわゆるシャンシャン総会で、あっけなく終了するものですが、去年はPTA会員の負担増となる規約改正を決議案に盛り込んでいたため、心配のしどおしでした。結果は特に意見もなく、シャンシャンと終わりましたが。
新役員の人事案件についても満場一致で承認されました。この役員選任がなかなか決まらないという他の学校の話も聞きます。それぞれの学校によって、保護者のPTAの関わり方は千差万別なんでしょうね。
twitterでフォローしている人(他の学校の人です)の書き込みを見ていると、何人かの方が「今日は学校で懇談会があって憂鬱」とか「総会欠席したら欠席裁判で学級委員にさせられちゃう」とか、つぶやいている人もいました。自分たちの子どもが通う学校だから、保護者と教職員が共同でより良いものにして行こうというのが普通と思います。でも今のPTAって、そんな雰囲気じゃないんですよね。
1年前、PTA会長が終わったら、PTAについての思いをブログに書きますって、書いたのを今、これを書きながら思い出しました。どうしよう、書けるかな…。
この物件は成約済みです。
阿倍野区阪南町5丁目の貸家、再掲載です。本日、家主さんがご来店され、賃貸条件についての見直しを相談しました。近隣に類似の貸家が有り、それらとの比較や過去の成約データに基づいて、新しい賃貸条件を決定しています。
阪南小学校・阪南中学校区で、西田辺駅まで徒歩5分。奥行き約4.2mの駐車場までついています。近隣の月極駐車場の相場はだいたい1万5千円程度。
室内は、落ち着いた雰囲気で、管理が行き届いています。2階にもトイレがあるのは便利ですね。
ホテルモントレグラスミア大阪なんてホテルが、いつの間にできていたのか、まったく知りませんでした。
昨夜は、宅地建物取引業協会・なにわ阪南支部の通常総会があり、その会場がこのホテルでした。地下鉄難波駅やJR難波駅から地下道でつながっているので、とても便利な場所にありますね。
それにこの景色。会場が23階の宴会場なので景色を堪能することができました。写真には阪神高速の環状線と四つ橋筋が併行して北進しているのが映っています。左手には湊町リバープレイスも映っています。
宴会場もとても豪華な雰囲気でしたが、ほんものかどうかは…。ある人に聞きましたが、りっぱに見える装飾も、なかには発泡スチロール製があったりするそうです。このホテルの天井の装飾はどうなんでしょうか。
しかしまあ、お料理、雰囲気等々、満足した懇親会でした。
この物件は成約済みです。
今日ご紹介するのは、地下鉄御堂筋線西田辺駅から徒歩2分にある1Kの賃貸物件です。このマンションは9階建で、総戸数は1階にある歯科医院を含めても12戸だけです。その内、賃貸用のお部屋は4戸だけです。他のお部屋はすべて分譲で、全員がご家族で入居しておられます。
等価交換という手法を使い建築されたマンションで、元々の地主さんが建築用地を提供する変わりに、その土地の価値と同じ(等価)だけのお部屋を無償で取得するというものです。
さらにこのマンションの特徴は、地主さんが取得されたお部屋以外は分譲され、その分譲に際してはコーポラティブハウスの仕組みで分譲されました。このコーポラティブハウスというのは、普通の分譲と異なり、その場所に住みたい人を先に集めて、皆で相談しながら協力しあってマンションを建築するという仕組みです。
なので、入居前から皆さんは当然顔見知りで、入居後もつかず離れずの良好なコミュニティが形成されています。
良好なコミュニティの最大のメリットは、セキュリティなどの住み心地。当然、オートロックやエレベータ内のカメラなどが設置されていますが、それよりも住民どおしのつながりの方がセキュリティには効果があると思います。
当社は、等価交換やコーポラティブハウスのコーディネーターチームとしてこの西田辺7-Plus(ナナプラスと呼びます)に関わってきました。当社一押しの物件です。ぜひご見学ください。
・
大阪市阿倍野区桃ヶ池町1丁目にある桃ヶ池にて、タカが営巣しています。2~3週間ほど前からアマチュアカメラマンが集まりはじめ、シャッターチャンスを狙っています。
この桃ヶ池は大阪市内にあって、数少ない池のひとつで、桃や桜の名所として整備されています。1週間ほど前までは、花見客でおおいににぎわっていました。
その人混みの中で、お値段のはりそうな超望遠レンズの集団が集まっているので、「何を狙っているんですか?」と質問したところ、鷹が巣を作って子育てしているとのことでした。
人によっては「タカ」と言い、また別の人は「オオタカ」と言います。「タカ」と「オオタカ」の区別を私は知りませんが、市内有数の野鳥の名所の桃ヶ池公園と言えども、「タカ」の話は初めて聞きました。
水鳥のサギの仲間は、この桃ヶ池や隣接する長池でよく見かけます。長池小学校の小さな池で飼育している金魚などを食べに来る姿をたまに見かけます。
先日はこの桃ヶ池で、「鵜(う)」を見ました。そう、あの鵜飼いの「鵜」です。子どもの頃からこの池には慣れ親しんでいますが、「鵜」を見たのは初めてでした。
「鵜」といい「タカ」といい、そのような大型の野鳥が市街地で見かけることができるようになったのは、それだけ餌取りの環境が整った証拠。少しずつ自然が豊かになってきた証拠なのでしょうね。
にんやか田邊(田邊HOPEゾーン協議会)が、小中学生向きのパンフレットを作成しました。
『 田邊まちなみ検定 解きながら楽しめる! 田邊のまちなみの魅力 』
千年以上前から、明治・大正・昭和、そして現在の田邊地域の変遷や、田邊の歴史スポット写真当てクイズ、今昔まちなみクイズ。田邊村を通る街道や町家長屋の建築部位などについて、クイズ形式で楽しく学ぶことができます。
今回のパンフレットは、地域内外の小中学生向きの教材として作成されたと聞いています。なので、残念ながら今回は、プレゼントの企画はありません。部数に余裕が出てきたときにはまた告知させていただきます。
さて、今回のパンフレット。5月18日(水)に実施予定の大阪市立長池小学校6年生総合学習の『田辺の町歩き』にさっそく教材として使わせていただきたいと思います。
大阪市阿倍野区に桃山学院大学が経営する小さなこどもぶんこ「ももやまぶんこ」がありました。残念ながら、2004年に閉館してしまいましたが、阿倍野区にこどもぶんこを復活させたいという思いをもつ人たちが集まり「もものこぶんこ」を運営しておられます。
大量にあった「ももやまぶんこ」の蔵書を譲り受け、いろいろな場所に分散して収蔵しておられます。その内のひとつに、阿倍野区阪南町3丁目の登録有形文化財『佐野家住宅』があります。このお屋敷の有効活用を計る際、賃借に名乗りをあげていただいた社会福祉法人日本ヘレンケラー財団さんに提案し、施設の一部を書庫に、そして毎月そのお屋敷の座敷で、絵本の読み聞かせ会を行っておられます。
しかし、そこに収蔵されているのは文庫全体のほんの一部です。他の大部分は他の場所に保管されていましたが、このほど事情があってその場所を明け渡さなければならなくなりました。
メンバーの内の数名の方と個人的なお付き合いがあったので、数年前から外野でほんの少しだけお手伝いをさせていただいていました。今回、メンバーさんから明け渡しをきっかけに、常設の児童図書館のような場所を作りたいとの要望があり、数ヶ月前からその目的に適した貸しスペースを探していました。
このほど、阿倍野高校、苗代小学校、南大阪幼稚園、松の実保育園に囲まれたような場所に、その活動拠点をお世話することができました。ボランティアで活動されているグループなので資金もなく、ほんとうに小さなスペースですが、有効に活用していただき、子どもたちやその保護者の皆さんに愛される児童図書館に育っていかれることを願っています。私もささやかながらお手伝いさせていただきます。
もものこ ぶんこ
第2次世界大戦のヨーロッパ戦線。イギリスの統治下にあったパレスチナのユダヤ庁は、イギリス軍の傘下で、ナチスドイツと戦うことを望んだ。チャーチルはこれを承認し、西暦70年にエルサレムの神殿がローマ帝国によって破壊され国家を失って以来、ユダヤ民族が初めて軍隊組織を持つことになった。
ユダヤ人で構成されたその正規軍は、ユダヤ旅団と呼ばれ、第2次世界大戦末期、1944年9月に、イギリスが委任統治するパレスチナのユダヤ人入植者約5千人が徴募されてできた軍隊でした。
最初は、ユダヤ民族を大虐殺したナチスドイツと戦い、勝利を収め、ドイツは降伏しました。しかし、ホロコーストの実態を初めて知ったユダヤ旅団のメンバーは、怒りから処刑部隊を結成し、ナチス親衛隊の元高官や強制収容所の看守の居場所を突きとめ、次々と処刑していきます。
その後、あることをきっかけに処刑部隊は方向転換し、ユダヤ難民をヨーロッパからパレスチナに移住させることに専念。この活動が後に、イスラエル建国に大きな役割を果たすこととなりました。
この物語は小説の体をなしていますがノンフィクションです。ユダヤ旅団に属していた3人の兵士の人間ドラマを中心にストーリーが展開していきます。膨大な資料に基づいて編纂された一冊です。巻末に永遠と情報源についての覚書が続きます。5百ページほどの大作ですが3日で読み終わりました。
管理しているマンションに、89才でひとり暮らしをしているおばあさんがいます。緊急時の連絡先はお聞きしていますが、遠方にお住まいなので、普段から私の方で気をかけるようにしています。しかし、忙しさにかまけてしばらく声をかけたりするのを忘れていたら昨日、そのご本人からお電話をいただきました。
3月の上旬から天王寺の病院に入院しているとのこと。不覚でした。以前、そのご本人と約束しているのに連絡がつかない、とヘルパーさんから電話がありました。その時は、室内で倒れられているのではないかと、ヘルパーさんと一緒に、私の合い鍵を使って、室内の確認をしたことがありました。音信不通の原因は、お出かけになる際に、携帯電話を忘れてしまいヘルパーさんと連絡がつかなかっただけと知り、ほっとした記憶があります。また、何かあったら、ヘルパーさんから電話があるかな、くらいに軽く考えていたのだと思います。
電話の要件は、入院が長期になりそうなので、家賃を集金にしに来て欲しい、というものでした。遅れないようにいつもきっちり振り込んだくださるので、相当、気にしておられたようです。向こう3ヶ月分の家賃をお預かりし、少し雑談して帰ってきました。
これからは、ひとり暮らしのお年寄りや、身寄りのない方などの単身世帯がまだまだ増えていくと思います。私のような管理者や家主さん、そしてご近所の方のように善意で気をかけて見守っていくには限界があります。生活の苦しい方でも気軽に利用できる声かけや見守りの仕組みが本当に必要です。その仕組みがない現実では、ひとり暮らしのお年寄りには、新聞や牛乳を配達してもらうようにお勧めするなどの対策を考え中です。
今日は、午前も午後も換気扇とダクト修理に明け暮れた一日でした。ちょうど10日ほど前から、ふたつの現場でほぼ同時に換気扇に関するトラブルが発生しました。原因究明に手間取ったり、換気扇の手配に日数がかかり、本日、二現場同時の対応となりました。
最初は、マンションのユニットバス天井に設置してある換気扇から茶色い液体が落ちてくるというものでした。最初は換気扇がさび付いているのが原因か、上の階からの水漏れを考えましたが、点検口を開けて換気扇本体を確かめたところ、換気扇本体からの空気漏れが原因で、親子扇になっているトイレから吸い込んだホコリが換気扇本体にこびりつき、それと浴室の蒸気がまざって、茶色い汚れた水がしたたり落ちていたようです。換気扇本体に手をかざしたところ、本体の横からスースーと空気が漏れていました。写真で天井面に転がっているのは、ホコリの固まりです。これ以外に原因が考えられないので、換気扇そのものを交換しました。写真は交換前の換気扇です。
もうひとつは居酒屋さんの換気扇です。店内に煙が充満し、その煙が天井のつながっている隣のお店の店内まで広がるというものでした。メインの換気扇のダクトを改良したりしましたが改善しないので、天井裏を調べたところ、二ヶ所ある天井扇の換気扇とダクトの取り付けが悪かったり、排気口とダクトの接続が悪かったりして、あちらこちらから空気が漏れていました。それが原因で、店舗内の煙が排出されず、かつ、せっかく吸い込んだ煙も天井内で漏れ出して、それがお隣にまで広がっているものと思われます。当社にて大工さんを手配し、ダクトの空気漏れをアルミテープで防ぎ、コーキング等で接続を強化しました。これで解決すればよいのですが…。
どちらの物件も当社の管理物件ではありません。しかし、入居者募集の専任窓口をしています。マンションの家主さんは遠方に住んでおられますし、貸店舗の家主さんはご高齢のため現場確認とかが少し困難です。管理物件ではありませんが、信頼して任せていただいているお客様に答えなければなりません。また、お世話させていただいたお客様が困っているのに、うちは仲介だから…、と逃げることはできません。一度、ご縁ができた限りはどこまでもとことんお付き合いします。それが、丸順不動産株式会社のスタイルです。
今朝の朝日新聞に、自宅を図書館として開放しておられる女性の記事がありました。『住まい私記 古さに引かれて』という連載記事です。主は、28才の会社員の女性。そのため開館しているのは休日だけです。
もともとお茶や海苔の販売をしていた店舗兼住宅を家賃5万円で昨年5月に借りたとのこと。改修費用に55万円かかったそうですが、大家さんが5ヶ月家賃をタダにして助けたと書いてありました。大雨が降ると階段あたりで雨漏れがする古い家ですが、家賃が安いので自分なりに納得しているそうです。
これも今話題の『住み開き』の一例でしょうね。実は今、浪速区で同じようなことを計画しておられる女性の住まい探しのお手伝いをしています。もうすぐ契約予定です。この方は、会社勤めとボランティア活動のふたつの世界でたくさんの友人関係を築いておられます。そのふたつの交わることのない世界の友人を自分の自宅を介して交流を持たせることで、何か楽しいことが起こるのではないか?と考えておられます。詳しくは契約後にまたこのブログに書きましょう。
記事はこの女性の言葉として最後にこうくくります。「家で、ただ生活して会社に通うだけじゃさみしい。家って、いろんなことができる場だと思うんです。」
阿倍野区桃ヶ池町2丁目の再生された長屋で、陶器のお店を計画されている女性も週末を利用してのお店づくりです。家や働くということの概念が静かに大きく変わってきています。
写真は、阿倍野区桃ヶ池町2丁目で、まもなくオープンする陶器屋さんのエアコン室外機です。せっかくきれいに修景された建物に無骨な室外機は不釣り合いと思っていたところ、入居された方が手作りでカバーを作りました。
材料は改装工事の際に出てきた廃材です。大工さんにお願いして、捨てずに残しておられました。そのため、新しく作ったものなのにずっと前から風雪にさらされながら、ここにあるような雰囲気が出ています。
このように古い建物を再生する際、新しい工業製品的なものを隠す努力は様々な現場で行われています。昭和町駅前の寺西家阿倍野長屋でも、契約書の特約条項にエアコン室外機や排気ダクトなどを隠すことを求める条項が入っています。
また、下の写真は、東住吉区田辺のHOPEゾーンの修景事例です。ガスメーターや郵便ポストなどが、目につきにくいけど機能を果たすようにちゃんと隠されています。
修景された建物だけではなくごく普通の家でも、自らの建物を含む町の景観に配慮した工夫を少し取り入れる努力をするだけで町の雰囲気は変わっていくと思います。日本は右肩上がりの経済成長から成熟された大人の国に生まれ変わっていくと思います。その過程で、ヨーロッパのような景観を大切にする文化も育っていって欲しいと願います。
数ヶ月前に契約したリノベーションOKの貸家です。入居者自らが、休日を利用して作業を続けています。完全なプライベートスペースである浴室は、まったくの手つかずの状態で、そのまま利用されていました。
ところが数日前から、浴槽が傾きはじめ、壁との間に亀裂が生じはじめました。入居者より当社に連絡があり、対応について検討していました。
というのも、この物件は、家主さんは家賃が安くても良いので、あまりお金をかけたくない、というニーズがあり、また入居される方も、古くても良いので家賃が安くてリノベーションできる物件を探していると言うところが、そもそものスタートでした。
両者の思いを書面化し、契約書を作成したので、少し特殊な内容の契約書になっていました。簡単で費用のあまりかからない修理は入居者が自ら行い、まとまった費用のかかる修理は家主さん負担。しかし、その費用が余りに多額になる場合は、契約を解除できるという内容のものでした。
この浴槽の傾きがあまり費用のかからない修理にはいるのか、それともまとまった費用のかかる修理に該当するのか、解釈によっては判断が異なる結果になる可能性がありました。
昨夜、現場にて家主さんと入居者さんとの話し合いがもたれて、私の提案により、家主さんと入居者さんが共同で修理を行うことになりました。自らリノベーションしている入居者さんはもちろんですが、家主さんも簡単な大工仕事ならできる方でしたので、一緒に作業してはいかがですか?という提案です。
ご親戚の方に、引退した水道工事屋さんがいらっしゃるようです。その方に監督なり、アドバイスをいただきながら、家主さんと入居者さんが共同でお風呂の修理をする。そこでどのような会話が飛び出すのかはわかりませんが、お互いが権利を主張しあったり、契約書の条項の解釈論を戦わせるわけでもなく、共同で問題に対処する。当たり前のことだけで、最近では珍しい結果となりました。厳しい時代は、お互いに協力しあって物事を進めていく。これからのスタンダードになると思います。
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