寺西家、これもやっぱり住み開きか
寺西家阿倍野長屋のご所有者である寺西様のご自宅です。
最近、『住み開き』という言葉に興味を持って、いろいろと考えているのですが、この寺西さんの家こそ、究極の住み開きか!?という考えに至りました。
ご自宅の板塀には、地域の人から寄せていただいた『昭和』の写真が注釈付きで展示されていて、お年寄りだけでなく若い人たちも興味深く足を止めて見入っている光景が見られます。
また、ご自宅の庭を開放してサロンを催したり、自宅の居間で落語会や展示会なども開催しています。
昨日は、映画の上映会のポスターが掲示されていました。
仕事でよく訪問するのですが、いつも入れ替わり立ち替わり、いろいろな人が扉を勝手に開け閉めして出入りをしています。もちろんお知り合いの方だと思うのですが、それは不思議な光景です。
昭和町の駅周辺は、この家を中心にひとつのコミュニティが成立しています。
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