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下水のフタを開けて開けて開けまくり、境界標識を掘って掘って掘りまくる。

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一番好きなのは貸家や貸店舗の仲介ですが、その次に好きな仕事は、売土地の仲介です。

明日契約予定の土地は古い建物が残っている土地です。

ひとりで完結させるには少々荷の重い仕事だったので、いつも信頼を寄せて共同仲介を行っている大手不動産会社に手伝ってもらいました。

私の物件調査に対する考え方と、その会社の考え方が同じなので、手間のかかる調査も共同で行うと、ストレス無く行うことができます。


2週間ほど前に、その会社の担当者と現地調査を行い、関連しそうな下水のフタをすべて開け、疑問に感じたら水を流して下水の経路を確認しました。

しかし、数日前からどうしても虫が騒ぐので、今日、ひとりで再調査に行ってきました。

やはり、虫が騒いだとおり、確認していない下水の集水升が2箇所見つかりました。

水を流したところ、問題は無さそうだったので今夜は安心して眠れそうです。


さて、今回の案件は、当社ともう一社別の大手不動産会社による競争入札でした。

結果的には当社のお客様の方が高い価格を提示して下さったので、契約することになりましたが、最終的に入札価格を決めていただく前に疑問に思ったことがあります。

今回の土地は測量済みの土地で、すべて境界標識が入っていましたが、競合する別の大手不動産会社は、入札前にそれらを調査した痕跡がまったくありません。

なぜなら、同時に仕事をスタートしたのに、私たちが役所での調査を終えて、やっと現地調査に着手しようか、というタイミングで早くも、売主に価格提示の用意ができたことを連絡してきたからです。

1年くらい前に測量していますが、すでに土に埋まり、草が生え、探すのに苦労した標識もありました。

また、先ほどから書いているとおり、下水のフタも10箇所以上開けて調査をしましたが、どれも長い期間、開けた痕跡のない状態でした。

役所調査を行うために必要な所有者からの委任状(媒介契約を含む)も取得していなかったので、役所調査すらしていなかったと思われます。


購入希望者に少しでも高い価格を提示していただくためには、価格を決定する上での疑問や不安を払拭しなければ、どうしてもリスクを織り込んだ価格になってしまい、低めの価格になってしまいます。

競合した別の大手不動産会社は、その辺のことはどのように考えているのでしょう?

また、契約前にちゃんとした調査を行わないと、特約条項で売主の責任などを免責したとしても、トラブルに巻き込まれて、ご迷惑をおかけする可能性もあります。


売主の責任を免除しているから安心、という仲介が増えていますが、私は好みません。

私は、事実上ひとりで仕事をしていますが、自分ひとりで手に負えないと思ったときには、いつも物件の種類や場所に応じて、同じ考え方で仲介に取り組んでくれる会社と共同で仕事を行います。

これからもそうします。

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