« 2012年1月 | トップページ | 2012年3月 »

2012年2月

これぞ大阪長屋の実力。アベノ・阪南町に在る登録有形文化財の飲食店舗。(寺西家阿倍野長屋)

この物件は成約済みです。

Photo


地元阿倍野区ではとても有名な長屋。テレビや雑誌、新聞等でも、とりあげられることの多い建物です。『寺西家阿倍野長屋』。長屋建築として初めて、国の登録有形文化財に指定された長屋です。登録有形文化財というのは、建物を利用しながら保存する制度で、外観の変更についてはある程度の制限はありますが、建物内については自由に有効活用できる制度です。この『寺西家阿倍野長屋』は飲食店舗として活用されています。

現在、フレンチとベンガル料理の『混』、和食の『旨魯』、中華の『AKA』の3店舗が営業中。今回募集しているのは、ふぐ料理店閉店後の空き店舗です。



1


1階の座敷です。とても落ち着く空間で、実はお客様のご案内で現地に行くたびに「ほっこり」してしまいます。この『寺西家阿倍野長屋』は昭和7年に建築された普通の『家』です。店舗として活用される前は、貸家として人が住んでいました。そこがこの建物の本物としての価値あるところだと思います。


1_2


ガラスの障子を開けると灯籠のある庭があります。小さな庭ですが、なぜが奥行きを感じさせます。作り物の建物でないが故に、この縁側でどのような営みがあったのかと想像をかき立てます。小さな子どもがいた時代には、ここで子どもがしゃがみ、土遊びとかしていたのかな、と。


2


2階もすべて「掘りごたつ」式の客席になっています。違い棚や欄間も残っていますね。写真に写る窓は、西向きの窓です。この窓の外には大きな町家があります。この長屋の大家さんのおうちです。その町家も登録有形文化財になっています。


2_2


これも2階の客席です。別方向から撮影しています。この行灯のような照明器具は、実は内部に排気ダクトが仕込まれています。前のお店の売りが『焼きふぐ』でした。テーブルで焼くため、煙を室外に排出する仕組みです。これを生かせる人ならなお良しですね。


Photo_2


厨房はドライ形式でした。もちろん床を下げて、普通の水を流せる厨房に改造することも可能です。ふぐ料理店当時の厨房レイアウト図面等もあるので、検討される方にはお渡しすることができます。


Photo_3


説明は必要ありませんね。トイレです。ここはちゃんと現代になっています(笑)。


Photo_4


1階の縁側から見た庭です。正面の壁はトイレの外壁です。土の露出の少ない庭なので、お手入れはそれほど手間はかからないと思います。植栽を入れ替えて、イメージを大きく変えていただいても結構です。


とても素敵な内装と思いますが、改装OKです。但し、せっかく昭和7年建築の長屋なので、その持ち味は活かしていただきたいと思います。そのため、内装には自然素材を使っていただくことを条件にしています。この長屋のように伝統的な建物はもともと、木や竹、そして土と紙でできています。その条件の中で変更していただくことは可能です。

また、オーナーさんは昭和町駅界隈の町づくりにとても熱心に取り組んでおられます。すでに町のランドマークとなりつつあるこの建物に入居していただくテナントさんにも、オーナーさんの思いを共有していただき、ともに賑わいの創出に取り組んでいただける方を募集したいと思います。

土間のある貸家(阿倍野区阪南町4丁目)

※※※※※※ この物件は成約済みです ※※※※※※


Photo_2

阿倍野区阪南町4丁目で、大きな土間のある貸家が登場!情報をいただいた不動産屋さんの図面には駐車場となっていましたが、私には土間としか感じませんでした。ここに車を入れてしまうのはもったいない!そう思いませんか?

この土間、どのように使いましょう?お仕事に使うには家主さんの許可が必要ですが、趣味の世界なら問題ないでしょう。


Photo_3

土間側から奥を見渡した写真です。土間と居室部分の段差はあまりありませんね。これなら上り下りに疲れることはありません。

Photo_4

1階の真ん中の部屋から奥のDK方向の写真です。図面では和室6帖になっていますが、板張りになっていますね。これなら、DKと一体的にLDKとしても使用可能です。

Photo_5

1階にある浴室です。浴室自体も湯船もあまり大きくありません。膝を抱えて入浴する感じですね。シャワー中心の生活なら問題ないでしょう。

Photo_6

1階のトイレです。ちゃんと洋式です。長屋の貸家ではこれだけでも十分付加価値があります。

Photo_7

2階の和室6帖です。全体的にリフォームされてしまっている長屋ですが、ここだけは、昔のたたずまいを残しています。

Photo_8

2階の洋室7帖です。写真撮影している私の背中側にはバルコニーがありますが、撮影しに行ったのが夜だったので写真はありません。

Photo_9

最後に2階のトイレです。



この家の特徴はもうひとつあります。階段がふたつあるんです。昔、1階の客間にお客さんをお通ししている時に、家の他の家族がその客間を通らなくても裏にあるトイレに行けるように配慮して作られた階段です。今もたまに見かけることがありますが、かなり減りました。この家も、残念ながら2階の廊下で、その階段をふさいでしまっています。板をはずせば復活できそうな気もしますが、それは大家さんとの話し合いですね。

« 2012年1月 | トップページ | 2012年3月 »

最近読んだ本

フォト
2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ