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これぞ大阪長屋の実力。アベノ・阪南町に在る登録有形文化財の飲食店舗。(寺西家阿倍野長屋)

この物件は成約済みです。

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地元阿倍野区ではとても有名な長屋。テレビや雑誌、新聞等でも、とりあげられることの多い建物です。『寺西家阿倍野長屋』。長屋建築として初めて、国の登録有形文化財に指定された長屋です。登録有形文化財というのは、建物を利用しながら保存する制度で、外観の変更についてはある程度の制限はありますが、建物内については自由に有効活用できる制度です。この『寺西家阿倍野長屋』は飲食店舗として活用されています。

現在、フレンチとベンガル料理の『混』、和食の『旨魯』、中華の『AKA』の3店舗が営業中。今回募集しているのは、ふぐ料理店閉店後の空き店舗です。



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1階の座敷です。とても落ち着く空間で、実はお客様のご案内で現地に行くたびに「ほっこり」してしまいます。この『寺西家阿倍野長屋』は昭和7年に建築された普通の『家』です。店舗として活用される前は、貸家として人が住んでいました。そこがこの建物の本物としての価値あるところだと思います。


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ガラスの障子を開けると灯籠のある庭があります。小さな庭ですが、なぜが奥行きを感じさせます。作り物の建物でないが故に、この縁側でどのような営みがあったのかと想像をかき立てます。小さな子どもがいた時代には、ここで子どもがしゃがみ、土遊びとかしていたのかな、と。


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2階もすべて「掘りごたつ」式の客席になっています。違い棚や欄間も残っていますね。写真に写る窓は、西向きの窓です。この窓の外には大きな町家があります。この長屋の大家さんのおうちです。その町家も登録有形文化財になっています。


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これも2階の客席です。別方向から撮影しています。この行灯のような照明器具は、実は内部に排気ダクトが仕込まれています。前のお店の売りが『焼きふぐ』でした。テーブルで焼くため、煙を室外に排出する仕組みです。これを生かせる人ならなお良しですね。


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厨房はドライ形式でした。もちろん床を下げて、普通の水を流せる厨房に改造することも可能です。ふぐ料理店当時の厨房レイアウト図面等もあるので、検討される方にはお渡しすることができます。


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説明は必要ありませんね。トイレです。ここはちゃんと現代になっています(笑)。


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1階の縁側から見た庭です。正面の壁はトイレの外壁です。土の露出の少ない庭なので、お手入れはそれほど手間はかからないと思います。植栽を入れ替えて、イメージを大きく変えていただいても結構です。


とても素敵な内装と思いますが、改装OKです。但し、せっかく昭和7年建築の長屋なので、その持ち味は活かしていただきたいと思います。そのため、内装には自然素材を使っていただくことを条件にしています。この長屋のように伝統的な建物はもともと、木や竹、そして土と紙でできています。その条件の中で変更していただくことは可能です。

また、オーナーさんは昭和町駅界隈の町づくりにとても熱心に取り組んでおられます。すでに町のランドマークとなりつつあるこの建物に入居していただくテナントさんにも、オーナーさんの思いを共有していただき、ともに賑わいの創出に取り組んでいただける方を募集したいと思います。

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