まさか限界集落じゃあるまいし、大阪市内で住宅が突然倒壊。現場を見てきました。
今朝の毎日新聞で、阿倍野区播磨町1丁目の家屋が突然倒壊したものの、住民は外出していて無事だったというニュースを見ました。
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古い住宅を扱っているものとして、またそれがあまりにもご近所なので、現場を調べ見てきました。
写真のとおり、2階が崩れ落ちるような形で倒壊しています。
古いブルーシートが見えるので、おそらく雨漏りを直さずに、ブルーシートで養生していたのかもしれません。それもかなりの長期間。
持ち家なのか、あるいは貸地、貸家なのかはわかりませんが、現場を見て思ったのは、これぞまさしく借地借家法の言うところの朽廃。
貸地であれば、建物所有目的の貸地として認められず契約関係が終了する状態ですね。
限界集落のような過疎地で、このような朽ち果てた住宅を見かけることはありますが、都会で、倒壊するほどひどい状態は珍しいです。
法整備をしないと、今後このようなケースは増えてくると思います。