« まちづくり系のお仕事@丸順不動産(その2) 金魚カフェ | トップページ | まちづくり系のお仕事@丸順不動産(その4) なな菜 »

まちづくり系のお仕事@丸順不動産(その3) 日和(閉店)

Photo





まちづくり系のお仕事@丸順不動産(その3)

まだ広く認知されていない昭和町の長屋で、ひとり頑張る金魚カフェを応援するために、ブログやmixiに多くの記事を投稿していました。ある日、それを見た若者たち4人が私に連絡をしてきました。「自分たちで自由に改装できる長屋の貸店舗はありませんか?」。大阪の中崎町や空堀で物件を探したが、家賃が高くて借りることができないと。

この人たちが私の知る限り、研究者以外で阿倍野区周辺に良質な長屋がたくさん残っていることに最初に気づいた人たちでした。阿倍野区桃ヶ池町というところに、昭和4年の建築で、20年以上空き家で廃屋同然の長屋がありました。家主さんは両隣が空き家になった時、取り壊してガレージにする予定でしたが、改修費用はすべて入居者が負担するという条件で貸していただけることになりました。

それから、彼らの戦いが始まりました。約4ヶ月にわたり、穴が開いて空が見える屋根をふさぎ、2mの高さに生い茂る中庭の笹と格闘し、天井をはがし、床を貼り、素人とは思えないクオリティで内装を仕上げました。私が初めて知った完全DIYによるセルフリノベーションの事例です。改装工事中から、彼ら彼女らは当時主流だったmixiに美しい写真をどんどん掲載し、このカフェと家具ショップの宣伝を行いました。それはとても大反響で、多くの方から、自分も阿倍野区にある長屋でお店をしたいという問い合わせがひっきり無しにありました。

その後いろいろとあって、この店は数ヶ月で閉店しました。しかし今日、阿倍野区周辺や昭和町エリアにて長屋を活用したお店が増えるきっかけになったのは、間違いなくこの若者たちのお店であったと思います。その後この長屋は、現在、桃ヶ池長屋と呼ばれる店舗群へと発展していくことになります。(2005年契約・阿倍野区桃ヶ池町2丁目)

« まちづくり系のお仕事@丸順不動産(その2) 金魚カフェ | トップページ | まちづくり系のお仕事@丸順不動産(その4) なな菜 »

08.エリア価値向上を目指す仕事」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« まちづくり系のお仕事@丸順不動産(その2) 金魚カフェ | トップページ | まちづくり系のお仕事@丸順不動産(その4) なな菜 »

フォト

最近読んだ本

無料ブログはココログ