東京出張二日目は、あちらこちらの視察をしてきました。
最初に訪問したのは設計事務所のOpenAです。東京R不動産もCETも、ここから始まりました。今、ここの事務所の方たちと、大正区で一緒に仕事をさせていただいています。
どしゃ降りの中、OpenAの大我さんと東京R不動産の伊藤さんに、CETエリアの案内をしていただきました。もっと裏路地的な動きと思っていましたが、意外にも日の当たる場所で、それなりの投資をともなった店舗が多いのに驚きました。写真は、ガスの引き込みの無いビルに店舗を作る際、プロパンガスを導入したという事例です。東京の千代田区でプロパンガスを見るとは思いませんでした。
CETエリアにあるリノベーションされたビルのトイレ。壁面のタイルを剥がしただけの荒々しい表面。これだけで十分かっこいい!
ちょっとわかりにくいけど、注目すべきは照明器具。手すりにクリップ状のもので留められているだけです。電気の配線は延長コードという潔さ。徹底したローコストが逆に良い雰囲気を作っています。
お昼に連れて行っていただいた北出食堂。なにを食べようかと思案する姿がほぼ全員同じ(笑)
神田から秋葉原駅近くの「マーチエキュート神田万世橋」へ歩いて移動。旧万世橋駅にあった赤レンガ造りの万世橋高架橋を商業施設にコンバージョンした事例。オサレスポットには違いないが収穫は特になし。ちなみに横に流れるのは神田川です。
東京出張の最終目的地は渋谷。株式会社ツクルバが運営をしている会員制シェアードワークプレイス「co-ba shibuya」です。今、この会社がつくるシェアオフィスが増殖しています。注目の会社です。経営陣は全員30歳前後の若者たち。このco-baブランドがなぜそんなに支持されているのかをさぐりに行きましたが、滞在時間わずか1時間では何もわかりませんでした。いや、滞在時間の問題ではないのかもしれませんね。50歳という私の年齢が問題なのかもしれません。くやしいから、これからも研究対象にします。