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雨漏りいろいろ

9月3日(土)

建築されてから50年とか、物件によっては100年などという古い建物の管理を数多くさせていただいています。すべて木造の建物なので、年月と共に建物も経年劣化し、いろいろなトラブルが発生します。

一番多いのはやはり雨漏りです。最近、日本も亜熱帯化してきているのか、ゲリラ豪雨と言われるような、とんでもなどしゃ降りがひんぱんにあります。先日も東北や北海道に甚大な被害を与えた台風10号の影響で、大阪でも8月の1ヶ月分に相当する量の雨が一晩で降ってしまうような大雨もありました。

今日も大正区三軒家で管理している建物で雨漏りが発生したため、その対応に行ってきました。雨の直後に現地を調査し、原因を見つけていたので、今日はその箇所の修理立ち会いです。

雨漏りの原因は千差万別。これまでに様々なパターンを経験してきました。現地を観察して、染み出している場所はどこか?雨が入り込むようなわずかな隙間や穴はあるのか?雨が伝い落ちる勾配はどの方向か?など、さながら知的なゲームのようです。

今日の建物の場合は、大屋根の瓦とバルコニーが接合する部分にある雨じまい用のブリキ板の隙間に打ち込んであったモルタルが劣化して、穴が開いていました。そこから柱伝いに雨水が階下に落ちて、2階の床にたまった雨水が1階まで落ちたようです。隙間をコーキングで塞ぎました。但し、他の場所からこのブリキ板の下部に水が流入する可能性もあるので、水が抜けるわずかな隙間も設けています。



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先月修理した古い町家(阿倍野区阪南町)の場合は、古い銅板の一部がおそらく酸性の雨のため腐食し、じっくりと観察すると小さな穴がいくつも開いていました。こちらもコーキングで穴をすべて塞ぎました。



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古い建物の雨漏りで一番多いのは瓦が原因の雨漏りです。何十年も屋根を葺き替えず、瓦も交換していないと、知らぬ間に瓦が割れていたり、位置がずれて隙間ができたりしています。屋根の上のことなのであまりじっくりと見ることもできず、雨が漏ってから初めてわかるというケースが多いのでしょうね。写真は東住吉区北田辺の古い平屋の長屋です。腕を伸ばして撮影したところ、雨漏りの場所の真上にあたるところの瓦がずれて隙間があるように見えました。こちらの修理は現在、見積もりをしているところです。



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古い建物の活用と管理について、どうぞご相談ください。非木造系の建物も対応しています。

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