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解体工事の見積もりに走り回った午前中

できる限り、古い建物を活用する方向で仕事をしたいと思っています。しかし、それがベストな選択ではないときや、やむを得ない事情があるときもあります。そんなときは、解体することもひとつの選択肢。今日はそんな解体せざるを得ない現場をはしごするように移動しながら見積もりの立ち会いをする午前中でした。

最初に訪問したのは阿倍野区某所にある住宅兼軽作業所。私が管理している貸地です。土地を借地人さんから地主さんに返還する話があり、更地にするための見積もりです。長屋好きなので想像つかないと思いますが、木よりも鉄の方がもっと好きです。こういう錆びた鉄骨を見るとたまりません(笑)。でも、解体しちゃうんですよね…。う~ん残念。


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続いて向かったのは年末に火事のあった賃貸マンションです。入居者の方はなんとか一命を取り留めているのですが、室内は煙と熱で損傷が激しく、使用不可の状態です。改装工事をするために一度、完全にスケルトンにする必要があるのでその見積もりを依頼しました。火災現場の廃材は罹災証明がないと処分場は引き取ってくれないそうです。マンションの火災は初めての経験ですが、消防が突入するためにエンジンカッターで切断した鉄製のドアが痛々しいです。

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最後の現場は東住吉区某所。古い建物が複数建つ大きな土地です。借地人の氏名・所在が不明で昨年から裁判していた土地です。真の借地人を見つけることができ、その方に借地の管理能力が無いことを裁判所に認めていただきました。その判決に基づいて、これから建物解体の強制執行の申し立てをします。古い建物の専門家ではありませんが、最近、このような事例が増えてきました。空き家を減らしたり、活用するのは難しい仕事です。リノベーションのようなスポットライトの当たる仕事は建築士さんにお任せします。私のような宅建業者は地味だけど、法律や建築など様々な分野を横断する専門性を活かすのが一番。社会のお役に立つように努力していこうと思います。

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今日、解体屋さんから聞きましたが、もう数ヶ月先まで仕事の予定が詰まっているそうです。特に印象的だったのは解体ゴミで出てくる瓦をどこも引き取ってくれないとのこと。去年、大阪は地震や台風でたくさんの建物が被害を受けました。その影響なんでしょうね。

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