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もう、さじを投げない。

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長屋などの古い建物の活用の提案やお手伝いをしています。当社のある阿倍野区には大正時代の末期から昭和の初めにかけて建築された長屋がたくさん残っています。築後90年から100年近い建物です。当然、老朽化も進み、そう簡単には残しましょう、活用しましょうとは言えない建物の多くあります。

当社に相談に来られる家主さん地主さんの多くは、親や祖父母の時代から受け継いだ建物を次の世代にバトンタッチしたいと望んでおられる方です。もしくは、多くの資金をつぎ込んで新しい建物を建築するリスクを好まない方や、そもそもご自身も古い建物が大好きという方もいらっしゃいます。他の不動産会社に相談に行ったが、話をろくに聞くことも無く、売却を進められたり、建築会社を紹介するから新しいアパートを建てませんかと提案を受けたことがある方も多いようです。丸順不動産はそんなお困りの家主さん地主さんにとっての最後の砦にならないといけないと常日頃思っています。

先日、とある地主さんから久しぶりにお電話をいただきました。じつは、数年前にたくさんの方と連携しながら有効活用のお話を進めていたのですが、突然取りやめになってしまい困惑したことがある地主さんです。正直私も、もうこの方はなにを提案しても無理かな?とさじを投げてしまいました。

音信不通になっていた期間に、他の方に相談されたのか否かは私にはわかりませんが、また、戻ってきてくださったことには素直に感謝しか無く、もう一度、お手伝いさせていただくことになりました。この土地は広く、権利関係が複雑で、建物も老朽化しています。一筋縄ではいきません。たぶん、十年単位の長いお仕事になるでしょう。

こんどはもう絶対にさじを投げない。私がさじを投げてしまうと、きっと、この不動産は処分されて、3階建の都市型住宅の分譲地になってしまうでしょう。そして、近隣を含む今のコミュニティも無くなってしまうと思います。この地主さんの残したい、活用したいという願いを実現できるように努力します。

最近、私の息子(四代目候補)も丸順不動産に入社しました。長期的な視点に立った仕事にも対応できるので、気軽にご相談ください。

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