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町の不動産屋さんには様々な相談が舞い込みます

おはようございます。
4月17日(日)午前6時55分、自宅でこのブログを書いています。

今日は日曜日のため定休日です。

少し仕事もしなければならないのですが、まずは趣味のウォーキングに出かけてからにします。

不動産仲介の仕事って、土地や建物の仲介をしているように見えますが、究極は人と人、思いと思いの仲介と思っています。

どんな土地や建物だって、必ず所有者という人(まあ、法人という人格もありますが)が存在します。
なので、私のような仲介をしている者は、いかに多くの人と知り合いになり、その方と関係を構築し、そのご縁を仕事につなげていくようなことをしています。
なかには、ポータルサイト重視で、人間関係を構築する以前にドライに仕事に向き合っている人もたくさんいますが。

そんな風に、たくさんの方とご縁を結んでいくと、おのずと仕事以外の様々なご相談をいただくことがあります。
きって、あの人はたくさんの人脈があって、なにかよい人を紹介してくれたり、解決方法を考えてくれるだろうという期待があるのだと思います。

その期待に対して、それは仕事じゃないから知りません、と答えるのは簡単です。
でも、私の性格ではそれができないんですよね。
なので、今までほんとうに様々なご相談をいただいてきましたし、それに応える努力もしてきまし。

もうこの仕事を35年以上してきていますが、強く記憶に残っているご相談がふたつあります。
ひとつは、廃業するお風呂屋さんのご主人から、廃業するので大きな木製の脱衣箱を譲りたいというご相談でした。
自分が亡くなったとき、家族はきっとこの脱衣箱は建物と一緒に取り壊してしまうだろう。
愛着があるので、男湯と女湯にひとつずつある脱衣箱の内、ひとつだけでもどこかに移設して残してもらいたいというご希望でした。
地域で活動を一緒にしている仲間たちと相談し、新聞社やテレビ局にプレスリリースしたところ、大阪市内の専門学校が実習室の学生用ロッカーとして使いたいという希望を寄せていただき、無事、移設先が見つかりました。
最近、その専門学校の関係者と知り合いになり、脱衣箱のことを訪ねると今でも現役とのこと。
お風呂屋さんはその後、売却され、やはりご主人が予想したとおり、女湯に残っていた脱衣箱も建物と一緒に取り壊されてしまいました。

もうひとつは、元禄時代から続く材木屋さんの廃業のお手伝いをしたときの話です。
作業場に残る、大きな帯鋸(おびのこ)を譲りたいとのご相談。
これは前述の脱衣箱のような物語性もないので、プレスリリースにはなじまず困りました。
たまたま、私が関わっていた大阪の北部でご自分が所有する里山の整備を様々なひとと連携しながら進めている方に帯鋸の話をすると、里山にある木を有効活用する際に、大型のノコギリが欲しかったので無償であれば譲り受けたいということになりました。
この帯鋸は脱衣箱のような分解することもできず、人間の手では持ち上げることなど不可能な重量なので、ユニック車を手配していただき無事運ばれていきました。

それ以外にはアルバイトなどをご紹介したり、様々な専門家をご紹介するようなことはもう何度あったかわからないほど。
今、関わっているのは、工事を請け負ったりしていないのに自宅の窓を二重窓にリフォームしたいというお話があり、親しくしている工務店さんをご紹介しています。
なぜ私に?とおたずねすると、地元のことをとても愛している姿勢に共感して、なにか頼んで見たかったとのこと。
そんなことを聞いたら仕事じゃなくても頑張らないとですよね。
また、twitterをご覧の方ならご存じのとおり、事情により伐採しなければならなくなったモッコウバラをもらってくれるひとを探して欲しいというご相談にも取り組んでいます。
こちらも、希望者があらわれ、昨日、下見をしてくれたそうです。
移植のための費用見積もりを造園屋さんにお願いしているようです。

まあ、長々と書きましたが、町の不動産屋さんのお仕事というか日常はこんな感じです。
町やお客さんと向き合い、自分が持つスキルや人脈が活かせるならどうぞご存分に使ってくださいというスタンスですね。
で、その延長線上で、ちょこっとお仕事させていただけたら生活していくことができるので、どうぞよろしくお願いしますというオチで今日のブログを締めくくります。

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