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大阪メトロによるエリアリノベーション第3弾のお引き渡しが完了しました。

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4月下旬からリノベーション工事をしていた住吉区長居東3丁目にある大宮マンションの工事および賃貸借契約が完了し、6月下旬からすでにご夫婦がお住まいになっています。
上の写真は、居住スペースの中心となるLDKです。
キッチン側からリビング側を撮影した1枚です。

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大宮マンションは、大阪メトロ御堂筋線長居駅から徒歩3分の場所にある、1969年10月に建築された3階建の賃貸マンションでした。
1階に美容室とパーソナルジムがあり、2階が家主さんのお部屋ともう1室が貸部屋でした。
今回リノベーションした3階は小さな間取りの2Kが3戸並んでいましたが、すべて空室という状態で稼働率の低い物件でした。

大阪メトロ(大阪市高速電気軌道株式会社)は、2019年12月から地下鉄御堂筋沿線の西田辺駅・長居駅・あびこ駅沿線の地域活性化を目指し、エリアリノベーションに取り組んでいます。
当時のプレスリリースは以下のリンクです。

Osaka Metroの沿線地域活性化 第一弾!御堂筋線「西田辺」「長居」「あびこ」でエリアリノベーション ~100戸の遊休不動産活用からはじまる、面的な地域活性化~
https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/20191204_eriainovation.php

すでに、西田辺駅近くの阿倍野区阪南町5丁目にて、戦前に建築された長屋と、1971年に建築された鉄骨造の賃貸マンションの一室をリノベーションを実施し、どちらの物件も西田辺ライフを満喫している住民の方の住んでいただいています。
今回の大宮マンションは大阪メトロが取り組むエリアリノベーションの第3弾になります。

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大阪メトロのエリアリノベーションを簡単に説明すると上の図になります。
空き家や空き店舗などを大阪メトロが最長10年間借り上げて、大阪メトロの費用でリノベーションを実施後、沿線の魅力を高めてくれそうなスモールビジネスを実践される方や、リノベーションされた物件で暮らしを満喫してくださる方に転貸し、期間満了後に建物のオーナー様にリノベーションされた物件をお返しするという取り組みです。
それを沿線の各地に展開することにより、点が面となり、駅周辺の魅力が向上するという仕組みです。
詳しくは最近、ポータルサイトが完成したのでそちらに詳しく書かれています。

大阪メトロ エリアリノベーションプロジェクト
https://area-renovation.osakametro.co.jp/

リノベーション前の大宮マンションの間取りです。

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これとほぼ同じ間取りのお部屋が計3室、並んで空いていました。
上の間取りは3部屋のうちの中住戸なので、両サイドのお部屋は角部屋でじゅうぶんな採光があります。
今回、このお部屋のリノベーションを担当したのは、大阪市阿倍野区桃ヶ池町にある連・建築舎さんでした。

連・建築舎
http://www.ren-a.net/

大阪メトロ、連・建築舎、そして当社の三者による打ち合わせの結果、賃貸マンションの3階に店舗付き住宅をつくる計画にまとまりました。
具体的には、小さな2Kのお部屋2室を一体化して2LDKの間取りを確保し、残ったもう一部屋をギャラリーや教室などができる大きなフリースペースにリノベーションする計画です。
単純に、格好よくて、かつ、暮らしやすいリノベーションを実施しても、そこに住んでいただく方が街と接点を持たなければ、大阪メトロが目指す沿線の魅力向上にはつながりません。
なんらかのかたちで、まちに暮らしを開いてくれる方に住んでいただくのが私たちの目標です。
方向性が決まったらすぐにスケッチが完成しました。

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これが一番最初に完成したイメージスケッチです。
完成したお部屋もほぼこれと同じ。
入居希望の方の意見を取り入れながら、このイメージに改良を加え、より快適に暮らしていただけるようになりました。

この大宮マンションは、リノベーション工事が完成してから入居者を募集したのではありません。
このスケッチが完成した段階から入居者の募集を開始しました。
今、こちらの物件に住んでいただいている方は、工事開始のなんと5ヶ月前にご案内したご夫婦です。
そこから、設計を担当する連・建築社さんとなんども打ち合わせを重ね、現地も納得いくまで見学していただき、工事に着工した6月下旬にはほぼご入居いただけることが確定していました。

私はこのような募集の仕方を『先付け』と呼びます。
工事前に、入居者が確定している方が、工事費用を支出していただく家主さんにも安心していただけるし、早い段階で入居者が確定することにより、入居される方のご希望を工事に反映させることが可能です。
入居される方の希望が組み込まれた物件はそれこそ世界で唯一の物件となり、代替えがきかないので長期間住んでいただける可能性が高まります。
また、せっかく内装や造作を施した部分を入居者の希望や都合で取り壊したり変更したりすることがないので資源や費用の無駄も防ぐことが可能です。

今回、計画段階からこのプロジェクトに興味を持って、最後まで一緒に伴走してくれたのはヨガのインストラクターをされている女性とそのご主人でした。

Twitter

長居公園にある植物園にてヨガの体験教室などもされている方です。
自分専用のスタジオを持つことができることに強く興味を持っていただきました。
この方の意見を伺いながら、フリースペースはヨガのスタジオとして使いやすいようにプランが変更されました。

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和室だったこのお部屋は下の写真のようなスタジオに生まれ変わりました。

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今はまだ準備中で、まもなくスタジオ開設のご案内が発表されると思います。

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とても開放感のある屋上もあるので、気候の良いときはここでもレッスンできますね。

もうすでに入居されているので、プライベート空間の写真を掲載するのはやめておきます。
キッチン、浴室、洗面、トイレ、洗濯機置き場など住宅設備は、今回の工事ですべて新しくなっています。
スタジオが動き出したら、大阪メトロによる取材もお願いしています。
また、各駅で配布されるフリーペーパーや大阪メトロのYouTuber公式チャンネルなどで、暮らしぶりやレッスンの様子、計画段階でのお話などを聴いていただく機会もあると思います。
ご期待下さい。

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大阪メトロでは、地下鉄御堂筋線西田辺駅・長居駅・あびこ駅周辺の沿線魅力向上に取り組んでいます。
今日ご紹介した大宮マンションのような賃貸マンでも可能ですし、古い長屋、一戸建、倉庫、文化住宅、アパートなど、空き室でお困りの建物がありましたら、ぜひ当社にご相談下さい。
また、各駅から少し離れている立地でも、大阪シティバスやレンタサイクルなど様々な交通手段を複合的に考慮して検討することも可能です。
当社は、2020年4月から大阪メトロ(大阪市高速電気軌道株式会社)から『遊休不動産の有効活用に関するアドバイザリー業務』を受託し、このプロジェクトにおける不動産の窓口となっています。

丸順不動産株式会社 担当:小山隆輝(こやまたかてる)
電話:06-6621-0201
FAX:06-6621-0204
メール:koyama@marujun.com

ぜひ、お気軽にご相談下さい。

大阪メトロ エリアリノベーションプロジェクト
https://area-renovation.osakametro.co.jp/

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電話 06-6621-0201
メール koyama@marujun.com

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暮らしと商いの不動産(丸順不動産の物件ブログ)
https://marujun.cocolog-nifty.com/fudousan/

こちらのサイトでも日々の情報を更新しています
https://twilog.org/KoyamaTakateru

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