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お菓子のアトリエ『メゾン エクリュ』が松虫通に移転します

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阿倍野区桃ヶ池町1丁目の狭い路地奥。リノベーションした文化住宅の一角にあったお店です。『メゾン エクリュ』。受注製造、いわゆるオーダーでお菓子を作っておられました。ご本人曰く「国産小麦を使って、添加物等を極力含まず身体に優しい「地味系焼き菓子」を焼いています。」とのこと。そのメゾン エクリュさんが昨日、移転のために今のお店を閉店されました。2020年の3月にご契約いただいたのでだいたい3年間ほど。ちょうどコロナ禍と同じような期間ですね。

お店の場所もわかりにくいところにあったので、知る人ぞ知るお店のままでしたが、その知る人ぞ知る人たちの多くがこのお店のファントなり、しっかりと支えていたようです。そんな支えと、ご本人も次のステップのためにこの場所は閉店し、次は同じ阿倍野区の松虫通2丁目に移転されることになりました。次の場所では今までのお菓子のアトリエは継続しながら、地域の方たち(特のご近所のおじいちゃん、おばあちゃん)たちが気軽に立ち寄って、時間を過ごすことができるカフェを中心にお店を運営されます。

新しい店名は『きなり堂』。元の店名のメゾン エクリュの『エクリュ』はフランス語で生成りという意味だそうです。おじいちゃん、おばあちゃんたちに『エクリュ』って覚えてもらうのはちょっと大変かな?との考えから同じ意味の日本語の『きなり』に変えたとのこと。新しいお店も当社で仲介させていただきましたが、水道の引き込みが無かったり、なかなか老朽化が進んでいたりで、ご紹介させていただいた建築士さんと工務店さんはかなりご苦労されたようです。その工事もまもなく完了し、早ければ1週間以内にはプレオープンにこぎ着けそうとおっしゃっていました。オープンしたらまたこちらにもお知らせさせていただきます。

もうひとつ、うれしいお知らせ。メゾン エクリュさんのあった店舗を同じようなお菓子のアトリエとして使ってくださる方が見つかりました。これから契約手続きを進めていくところです。松虫通に新しいお店が誕生し、移転後の空っぽの店舗にまた同じようなお店が入る。少しずつ、まちのなかに素敵なコンテンツが増えていくことは、まちの不動産屋さんとして、そして住民として、とってもうれしいことです。

メゾン エクリュ(ホームページ)

https://maison-ecru.com/
メゾン エクリュ(Instagram)
https://www.instagram.com/maison_ecru/
きなり堂(Instagram)
https://www.instagram.com/kinaridou/
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メール koyama@marujun.com
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