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ダメな部分に魅力を感じてしまう

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阿倍野区阪南町1丁目にある長屋です。売却の準備を進めています。室内に残っていた家財道具の撤去処分を行いました。朝9時からスタートして約3時間。前面道路の狭いところなので、トラックやパッカー車を横付けすることが難しくて、車を移動しながらの作業だったようです。ご近所の皆さまにはご迷惑をおかけしました。写真はその長屋の1階奥にある洗面所やトイレのあるスペースです。元々は裏庭だったところを簡易な方法で増築しています。半透明の波板が屋根兼天井なので夏の暑さ、冬の寒さはすさまじいものだったと思います。でもね、こんなダメな部分に魅力を感じてしまうんですよ。このまま住みましょうとか、これは残さないと!という感情とはまた違うのですが、なんか家族の歴史というか、その時々の暮らし方や家族構成とかに合わせて、工夫しながら暮らしてきた住宅の歴史というか。そういうものにリスペクトしているのだと思います。この長屋は現在、購入を検討している方がいらっしゃいます。その方の商談がもし解除になったらこちらの方にも公開する予定です。

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丸順不動産株式会社 小山隆輝(こやまたかてる)
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