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建物の存在感が圧倒的なのでついつい建物目線で考えていたけど

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建物の存在感が圧倒的なのでついつい建物目線で考えていたけど、ほんとはエリアとか地域のことをもっと深く読み取ることが必要なんだと思い出しました。昨日、とある大学の4回生の学生さんと先生が卒論のためのヒアリングに来られました。その時の会話の中で「私は建物よりもエリアのことを重視している」みたいな話をしたときに「あれ?堺市の案件はそれができていないぞ…」と気がつきました。昭和町や西田辺は育った町だから、昔のことも今のことも、そして外から眺めているだけではわからないことも少しは知っていますが、堺市はそうなっていないんですよね。もっと歩いたり、もっとお店に入ったり、もっと地元の方と知り合ったりしないと建物の活用なんてできやしないのに。でも、やっぱり距離の問題はあるなあ。近いと言えば近いけど、電車で行けば片道40分はかかるし、車でも駐車のことを考えるとほぼ同じ。丁寧にエリアを知るためにはそこにいる時間が必要なんだけど、往復の時間を考えるとなかなか…。

【計画中】堺市にある町家の保存活用に取り組んでいます(堺市堺区北旅籠町西1丁)
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